パソコン向けに制作したランディングページをスマホ化するときには、そのまま同じレイアウトで制作することだけでは十分ではありません。スマホのインターフェースやユーザーのページの見方を念頭に置くと共に、ランディングページをスマートフォンで見た時の見え方の違いを意識しなければなりません。スマホかを行うときには新たに考慮すべきポイントがいくつもあります。
代表的なものとしてランディングページのファーストビューに購入のためのボタンを用意することが挙げられます。パソコン向けに制作した場合にはファーストビューは誘引することが最重要と考えて、まだこの時点では購入を促す形を作っていないレイアウトがよく用いられています。しかし、スマホ化をしたときにはランディングページのトップ付近にまず購入を促す仕組みを組み込むことが重要です。スマホで情報を探しているユーザーは速さを求めていることが多いのが特徴であり、いつでもどこでも検索ができるからこその考え方と言えます。本当にファーストビューで気に入ってくれたユーザーを逃さないために重要なのが、最初から購入に向かえるようにボタンを用意しておく方法なのです。スマホ化されたランディングページはスクロールしなければならない範囲が広くなりやすいので、購入に到達するまでにユーザーが嫌気を感じてしまうリスクがあります。それを避けるために必須の仕組みと言えるでしょう。
一方、パソコン向けにランディングページを作った場合には横へのスクロールも可能なレイアウトにする場合もあります。しかし、スマホ化では縦スクロールのみで閲覧できるようにするのが常套手段です。インターフェース上、画面をスワイプすることによってスクロールさせていくことになりますが、縦横のスクロールを両方使うのはユーザーにとってストレスになりがちです。どうしても読めないときにはズームすることになるものの、それが横スクロールを必要にさせてしまう要因にもなります。ズームもさせないように大きくはっきりとした画像や文字を使ったランディングページにするのもスマホ化の基本です。このような考え方を盛り込むことでユーザーがすぐに逃げてしまうリスクを低減させることができます。ファーストビューでこれを疎かにすると何も印象すら残してもらえない可能性が高いので気をつけなければなりません。
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